終の棲家を考える会『ついすみ』in藤枝

発表会での事例発表の内容🎙


2022年第1回ついすみ青島公開講座〜事例発表🎤

 深田雅子(ついすみ会員)

終の棲家を考える会『ついすみ』が2022年度より青島と大洲にわかれ地域に広がり活動しています。2022年11月27日に第1回ついすみ青島公開講座が開催されついすみ青島会員の深田雅子が『ふまねっと運動と居場所づくり』を事例発表しました。

高齢者の健康と居場所づくりとして『ふまねっと運動』を地域の高齢者で立ち上げた経緯、そして認知症の方とのふれあいを通して地域で助け合う事の大切さを分り易く発表しました。どこの地域でも求められている大きな課題だと切実に感じました。参加者のアンケートからもそういった声がたくさん書かれていました。高齢者が高齢者の目線で事例発表するという事にに大きな意義を感じました。

 

事例発表の様子



2019年第1回ついすみ発表会~事例発表🎤

去る823()藤枝市瀬古のふじみ台会館に於いて終の棲家を考える会ついすみ主催の夏の事例発表会を行いました。当日の参加者は105名、自治会関係の方々や市外からの参加者もあり関心の高さがうかがえました。地域包括ケアシステムの中の在宅医療のは、地域を問わずこれからの切実な課題なのだと実感します。事例報告は3人の方から発表していただきました。そのあと志太医師会在宅医療サホートセンターの在宅医療コーディネーター川村豊伸さんより在宅医療の今、そしてこれからの課題をお話しいただきました。


宮崎 清さん(ふじみ台寿会会員/民生委員)

四方八方だらけ~ホッと嬉しくなる時間づくり~「誰もが目まぐるしく変化する生活に真っ向から必死に過ごしている中、今少しゆっくりできる時間が生まれているのかもしれない。ときめき』『そわそわ』『わくわくを呼び戻す時かもしれない。発見と疑問探しのチャンスかもしれない。よ~観るよ~聞くそんな時間を私は大切にしていきたいと思っています。」と思慮深いお話をいただきました。


☆山本その(ついすみ会員)~独り暮らしを持続するために~ 独り暮らしを始めてみると』『独り暮らしを持続するために』『独り暮らしの気持ちの持ちようの三つの視点から前向きに社会や地域そして趣味のグルーブと関わっている様子をお話しいただきました。独り暮らしの環境を整えるというお話では、健康面、毎日の暮らしの面等で公的支援を積極的に使っている様子を具体的に話していただき、参加者は大変参考になりました。やれるところまでひとりで頑張ってみたいという意志の固さに感服しました。


神谷陽子(ついすみ会員)~母の介護体験とヘルパーとしての実践/ヘルパーとして関わった事例~

定年退職後、母親の介護体験からヘルパー資格を取得した経緯を話され、在宅ヘルパーとして関わった義母の心に始終寄り添ったお嫁さん』『目の障害にめげず明るく生きた男性の二つの印象深いお話をいただきました。血縁や地域社会の絆が薄れてゆくこの時代に介護ヘルパーは一人の人間が自分(人間)らしく最期まで生きることを支えることができる素晴らしい仕事だと貴重なお話をさわやかに語ってくださいました。 



2020年第2回ついすみ発表会~事例発表🎤

病を得て自らの老いを知る(パワーポイントPDF)会員 松岡紋子

介護保険との出会い、股関節の手術と療養生活、リハビリ中の思い等を話されました。老いの姿を感じ自らの心身の変化、退院後の一人暮らしの様子は参加者の共感を呼びました。そして「私の今、描いている終焉」と題した8つの思いは誰もが『これから行く道』として大変参考になりました。


両親の同時介護と看取り(パワーポイントPDF)会員 杉森美知子

小脳梗塞、高血圧で緊急入院した父親。そしてほぼ同時期、急性胃潰瘍、大腿骨骨折で入院した母親の同時介護の3年4か月余りを話されました。発表者は兄弟姉妹もなく一人っ子ということもあって、仕事と介護の狭間の中で大変ご苦労されました。少子化の現在、自分一人で抱え込まず、周りに協力してもらえる人を日頃の付き合いから心掛けておくことが大切だと感じます。



2021年第3回ついすみ発表会~事例発表🎤

①ひとりで生きていく為の心構え②税金と補助金申請③生活習慣病と食生活の知恵について発表されました。自分が体験したいくつかの事例や本の紹介を具体的に話され会場からも「高齢者のこれからの生き方の参考になった」という声も聞かれました。

   母と姑(ははとはは) 会員 池田弘乃

実母と嫁いだ姑の生き方から学んだことを、自分の今後に生かしこれからを見つめていくという発表です。実母から身を持って教えられたこと、実父や兄弟姉妹との幼い頃の懐かしい思い出、そして嫁ぎ先の姑からの慈愛。家族の歴史(ファミリー・ヒストリー)を振り返ることで、発表者自身も前向きな姿勢でこれからの老いをみつめている内容です。



zoommでついすみ講座 💻 

    2021年4月~6月ついすみzoom自主講座→


  3年目を迎えた「ついすみ」(パワーポイントPDF) 

    会員  十河惇子(2019年~2021年ついすみ会長)


2021年4月~6月の3回に渡り、自主講座としてオンライン講座を行いました。講座の仕上げは、会員がそれぞれの自宅からzoomによる出前講座を受講しています。ついすみ発足から2年半を振り返ってのお話、『3年目を迎えた「ついすみ」』です。講師は十河惇子(会長)。コロナ下で定例会や発表会の日程等、活動の見通しがつかない状況ではありましたが、試行錯誤しながらなんとかここまでやってきたという感慨があります。


市民協働フォーラム2020withコロナ(ぴゅあ主催/共催藤枝市市民団体支援室)


2020(令和2)年の12月5日()生涯学習センターに於いて市民協働フォーラム2020withコロナ(ぴゅあ主催/催藤枝市市民団体支援室)が開かれました。講演テーマは正しく恐れて正しく予防・コロナ禍の生活術です。藤枝市立総合病院の石神直之副院長(ステイホームでの生活習慣病とフレイル予防)と戸塚美愛子感染管理認定看護師(新型コロナウイルス感染症の特長と感染予防策を知ろう)のお話でした。ついすみ発表者は十河会長でコロナ禍での感染対策。この状況下での具体的事業展開をパワーポイントを交え発表しました。講演者のお二人からも具体的なアドバイスとお褒めの言葉を頂き大変好評でした。