終の棲家を考える会『ついすみ』in藤枝

🐶💠ついすみ青島リモート講座💠🐈


2021年度4から6月迄、3回に渡ってリモート講習(zoom)ICTに詳しい会員の方に指導して頂き開催しました。4回目(7)からは自主の講座として毎月1回~2回、20223月迄9回に渡って講師を招き行ってきました。操作は「習うより慣れよう」の精神で会員同士で教え合い、根気よく行ってきました。16回目の現在では、90歳代の方もリモート講座に積極的に参加し、楽しんでいます。🌻21年度リモート(zoom)自主講座はここをクリックしてください。

2021年4月~6月、3回に渡ってのリモート講習(講師は会員)がスタートとなり、zoomを使い各分野の講師を招いてzoom講座を行って現在に至っています。

新型コロナ感染拡大の中、対面で難しい会議や講座もzoomを使って意欲的に繋がってきました。2025年問題も身近になって、ますますICTの需要も進んで行くと思います。



💻✾2022年度マイチャレンジ講座✾

2022年度4月からは「チャレンジセミナー」を中心に行っています。会員自身それぞれに持っている趣味や特技を会員自身が講師となってリモートを使い、講座としてプレゼンテーションを行っています。会員の自分磨き、会や生活の楽しさに繋がっていくことが目的8回を「チャレンジセミナー3を外部から講師を招て学びの講座として行っていきます。(8月は夏休みです。)

2022421日(会員) 

講話 松岡紋子さん 

   人生100年時代  

  「92歳の人生を振り返る」

世界恐慌といわれ、世界中が不景気のどん底にあえいだ時代(昭和5)生まれた松岡紋子さん。7歳の時に日支事変が始まり、11歳の時に太平洋戦争へ突入、そして15歳の時に敗戦という戦前、戦中、戦後を生きてこられました。

 自分が生きてきた92年を振り返ると、どこを切り取っても尽きない思いがあると言います一貫してこれから、女性も自立が求められる時がくる」と言った父の言葉に支えられ、教師して県議会議員として、「女性の自立」を掲げ行動してきたと言われていました。どこかで誰かが学び続けることが、少しずつ世の中を変えていく原動力になると信じて、残り少ない命を燃やして行きたいとも言われていました。




 2022519日(会員) 

 講話 加藤久男さん上水道と下水道仕組みと違い

 ライフラインとして生活の維持必要不可欠な電気・ガス・水道・通信・輸送。今回は私達家庭生活でもっとも身近な水回りのことについて、仕組みや水漏れ等のトラブルへの対応、応急措置のお話しを水道のプロの加藤久男さんにして頂きました。高齢になり、急な対応に不安の多くなる私達にとって、大変参考になりました。


2022616日(会員)

講話 飯田かつみさん カラーコーディネートお洒落を楽しむ

   「好きな色と似合う色は違います」

ベストカラー診断は肌の色、目の色、髪の色、唇の色のような個人の持つ要素、内面から似合う色を探していくシステムです色のグループは四つあり(春・秋・夏・冬)どのグループにもなどのさまざまな色があるといいます。高齢になっても、自分自身の輝きを失わないよう、日常の中で意識的にお洒落を楽しむ事を学びました。



 2022721日 

 講話 関口政子さん「難病のこども支援全国ネットワーク」

前を向いて歩けばきっと

←ゆかちゃんの想いで

認定NPO法人「難病のこども支援全国ネットワーク」がんばれ共和国静岡支部代表の関口政子さんにお話し頂き、意見交換しました。今年、重度障害の娘さんを亡くされ27年間の在宅介護を終えられた方です。「命の尊厳」という重いテーマでしたが、関口さんの常に前向きな姿勢に感服しました。「いずれ来るであろう困難にめげず、今を大切に一歩ずつ踏みしめて生きましょう」この言葉が大変印象的でした。

<QRコードは『ゆかちゃんの想いで』~世代を超えた、命の大切さに歌声を込めて~のついすみチャンネル動画です。藤枝市内で2012年5月に開かれた八十八夜茶リティーコンサートに参加した時のものです。こよみの会の歌とゆかちゃんの在宅医療生活そして介護のお話をしました。毎日、毎日を大切に生きていく命の大切さが歌には込められています。終の棲家を考えるということは、高齢者に限られたことではありません。『ついすみチャンネル』では世代を超えたいろんな立場の『自分らしい暮らし方』『命の尊厳』を考え提案していきたいと思います。『生きる』ということの深い意味を込めて‥‥。>


2022年9月15日㈭ 講話 堀場竜介さん

(イワサキ経営グループ/経営コンサルタント)

『知っておきたい遺言書の基礎知識』

『遺言とは』ということで、⺠法960条/⺠法985条の説明をして頂き、よく使う2種類の遺言書を紹介して頂きました。遺言者自身で作成する自筆証書遺言と公証人が作成する公正証書遺言です。自筆遺言証書のメリット・デメリットと検認、自筆遺言証書の見直し(自筆証書の遺言は全て手書きでなければいけなかったが、財産目録をパソコンで 作成したり、通帳のコピーや不動産の登記事項証明書を⽬録として添付したりして遺言を作成できるようになった)等のお話しをして頂きました。普段聞きなれない用語がたくさんあり全部が頭に入ってきませんでしたが、遺言を書くにあたってのアドバイスがとても参考になりました。『遺⾔者の最期のメッセージ〜付⾔事項 ★否定的な内容はあまり書かない⽅が良い ★感謝の気持ちを書くようにする ・具体的に誰に対して、何を感謝しているかを伝える ★遺言内容に関する経緯も書くようにする ・どうしてそのような遺言をするに至ったのか、その思いを伝える ★その他に書いておきたい内容も書くようにする ・どんな人生だったのか ・葬式に関すること、遺品処分に関することなど ・ご家族が遺言書を読むとき、遺言者本人はいません』というものです。『相続手続きの専門家にまずはご相談を!!』とうことで「相続には家族、財産、法律、税⾦など、さまざまな要素が 複雑にからみ合っています。 100人いたら100通りの⼿続きがあります︕︕ 1人で悩まず全てを総合的に判断できる専門家に相談することが、 相続⼿続き完了までの近道です。」というアドバイスも頂きました。

 

 



                          藤枝災害支援ネットワーク提供写真

2022年10月27日㈭ 講話 吉田令子さん

藤枝災害支援ネットワーク代表

-女性視点を取り入れた防災を学ぶ-

シニアの為の防災講座

 

藤枝市災害支援ネットワーク代表の吉田令子さんに『シニアの為の防災講座』ということでお話し頂きました。シニアの為の防災20カ条のレジュメは大変貴重な資料でもありました。是非、許可を得て増し刷りしたい内容です。『誰か助けてくれるという考えは捨てる。自分の命は自分で守る。』『もしもの時の一番の味方はご近所の皆さん。日頃から声を掛け合おう。』『いざという時に逃げられる足腰を鍛えておこう』等々部屋の壁に貼っておきたい内容がいっぱいです。9月23日夜から24日未明にかけて静岡県内の11市町に短時間で記録的な大雨が降った時の状況も話して頂きました。藤枝市も110mmの大雨で大きな建物被害があり、その時の、ボランティアに入られた状況、対応も説明してくださいました。段ボールで作る災害時のトイレ、災害時の食事作り等、日頃から講習もやられているし言います。私達も、来年度はお願いして指導していただく予定です。

2022年11月5日㈭ 講話 甲斐節子さん

日本絵手紙協会公認講師(ついすみ会員)

絵手紙で年賀状-来年の干支・卯を描こう-

日本絵手紙協会公認講師 甲斐紗都子(かいせつこ)さんが2023年干支・卯の鳥獣戯画やピーターラビットでの技法を取り入れ楽しい年賀状を絵手紙で紹介しました。



2022年12月2日(土)

 ついすみリモート講座〜忘年会~

  「昭和のニュース」「日頃の想い、聞いたりつぶやいたり」

                           ~zoom画面参加者~

コロナ感染禍の3年目の年、感染不安にかられながらの活動でしたが、あっという間の1年でした。今年も毎月のzoom講座を中心に、公開講座(60人収容)以外は10人以内の対面講座を組み

定例会も総会以外はリモートで行ってきました。10月に予定していたバス遠足(施設見学)も来年3月頃に延期となり、高齢者が中心のこの会の交通手段、健康状態、体力維持を考えるといろいろな課題がでてきました。会員みな若くなって行くわけではないので、「みんなで繋がっていく」ことの方法や行動パターンを少しずつ「カタチ」を変えていくこと、これが、これからの大きな課題の1つとなりました。ICTが盛んになってきた昨今、昨年よりこの2年積極的に取り組んできたzoom講座は功を奏した感があります。「おでかけできなくなってきた」「お連れ合いの健康が心配」「お連れ合いを亡くし、まだ立ちなおれない」という高齢者会員もリモートを通して、「学び合い」「励まし合い」「お喋りし合う」そんな「ついすみ方式」を考えていければと思っています。zoom忘年会も92歳~72歳までの「昔、美女・イケメンフレッシュ隊」が集って、各家庭から今年1年過ごした想いをつぶやき合いました。今年1年に乾杯!!🍺Yesterday Once Mor



10月23日㈰藤枝市民会館ホールで『第11回医療・介護・福祉フォーラム2022』が開催されました。講師は社会学者・東京大学名誉教授認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長の上野千鶴子さん『ひとりで最期まで自分らしく生きる~なれ親しんだ場所で最期を迎えるには~』です。『自分らしい最期の暮らし方を考える』をモットーに日頃活動している私達も、WEB参加可能だったので自宅からYouTubeで聴講参加しました。昨年の講師 玉置妙憂さんの『スピリチュアルペイン~生きる意味・死への恐れに対する苦悩』の視点でのお話しも大変参考になりましたが、上野先生のお話しも社会学者の視点から社会の時代の意識の変遷、政治政策的な流れの切り口で鋭く問題提起して頂き『慣れ親しんだ場所で最期を迎える』ことを情緒の面だけで捉えてはいけないことを強く認識しました。先生がお話しされるように2024年春の介護保険制度改定で『社会化』の理念はどこへいってしまうのでしょうか。老若男女、真剣に考えていかなければならない課題だと思いました。